2011年夏のカーナビは久々にまったく新しい機能のナビがいくつか登場しています。
2011年5月9日に発表された、カロッツェリアのサイバーナビ2011年モデル。
巷では実写映像を取り込み、前走車や信号を判別するARスカウターや走行するだけで地図に反映されるロードクリエイター機能等、今までのカーナビでは考えられない機能に話題騒然です。
実は僕のレガシィには旧モデル(2009年のAVIC-ZH9900)のサイバーナビが装着されており、新型の新しい機能も気になりますが、その中でも僕は、「マップチャージにかかる時間」が気になりました。
マップチャージとは、地図更新のことで、新しい地図データをなんらかでダウンロードしてカーナビに読み込ませなければなりません。
その方法は、2010年までのサイバーナビに採用されていたのは、ブレインユニットと呼ばれるハードディスクユニットを外し、リビングキットにセットしパソコンにUSB接続する事で直接インターネットから地図データ等をダウンロードする方式をとっていました。それが、今回の2011年モデルからは全データは、SDカードを使いダウンロードし、ナビにカードを差し込んで地図データを更新する方法に変わったのです。他にも、道路データと地点情報データに関しては、同梱の通信モジュールで差分更新も出来るようになったため、自宅でパソコンを起動させる必要も無く、手軽に更新出来るようになりました。
さて、新型のマップチャージですが、ダウンロード時間はデータ量が同じであれば、今までと同じなわけですが、一番気になるのはパソコンからメディアへの転送時間となります。
SDHCカードであれば、パソコンやその他のスペックによりますが、おそらく数十分もあれば終るものです。
僕のモデルでは、すべてのデータをUSBを介してリビングキットでブレインユニットに書き込む方法でしたので、非常に時間がかかりデータ量も膨大な為、ダウンロードの予約が必要でした。
つい昨日、やっと取れた予約にダウンロード転送で、予想時間9時間と出たときは焦りました(実際は約5時間半でした)。
僕個人的には年に2回とはいえ、このデータのダウンロードと転送にかかる時間に萎えていましたが、今回の新型サイバーナビはその点でも進化しているようですね。
新型が欲しいけど、僕は先立つ物が無いので、カタログでも見て我慢します。
(井元貴幸)