今こそ東北を満喫して温かさに触れてみませんか?【車中泊女子の全国縦断記】

羽黒山に鎮座する『出羽三山神社』
羽黒山に鎮座する『出羽三山神社』

旅行記としての記事では仙台で止まっていましたが、その後、青森まで北上しました。

まずは山形県庄内地方に広がる月山・羽黒山・湯殿山“出羽三山”のひとつ、羽黒山に鎮座する『出羽三山神社』にお参り。
月山神社(がっさんじんじゃ)/出羽神社(いではじんじゃ)/湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)を併せて祀る三神合祭殿で、ご祭神は、それぞれ月山神社=月読命(月山権現)、出羽神社=伊氐波神・稲倉魂命(羽黒権現)、湯殿山神社=大山祇神・大己貴命・少彦名命(湯殿山権現)。
更に本地仏もあり、月山神社=阿弥陀如来、出羽神社=正観世音菩薩、湯殿山神社=大日如来。
神仏習合、八宗兼学の山である名残ですね。
ここをお参りすれば、月山神社/出羽神社/湯殿山神社を一気にお参りできると言う寸法です!(笑)

 

チャグチャグ馬コ
もりおか歴史文化館に展示されているチャグチャグ馬コの像

次はまた東に戻り岩手の雫石〜盛岡へ。
キャンピングカー仲間のKさんに盛岡観光に連れて行っていただき、岩手を代表するお祭り『チャグチャグ馬コ』(ちゃぐちゃぐうまっこ)で知られる鬼越蒼前神社(駒形神社)や、『希望水系いわな館』で豪華いわな料理と手打ちそばに舌鼓、ほか
啄木新婚の家
巨大な花崗岩の割れ目から育った石割桜(直径約1.35m/樹齢約360年)
『岩手』という県名のモトとなった伝説のある三ツ石神社
報恩寺 羅漢堂(盛岡市指定有形文化財/拝観料300円)の五百羅漢
酒造『あさ開(あさびらき)』の地酒物産館にて大吟醸ソフトクリーム
盛岡城址(岩手公園)
もりおか歴史文化館
と、盛りだくさんな1日を満喫させていただきました!
ほとんどがキャンピングカーでは入れないような狭い道すじにあるので、案内していただいて有り難いです。

 

その次は、同じくキャンピングカー仲間のDさん幹事で十和田市内の『BEER PLAZA PILSEN(ビアプラザ ピルゼン)』にて、総勢10名での飲み会!
久しぶりの再会を果たし、2次会はカラオケ、午前様まで盛り上がりました♪

 

酸ヶ湯(すかゆ)温泉
酸ヶ湯(すかゆ)温泉

翌日は二日酔い気味の身体を癒すべく、十和田ゴールドラインで酸ヶ湯(すかゆ)温泉へ。
江戸時代前期の1684年(貞享元年)開湯という由緒ある温泉宿です。
「すかゆ」は鹿湯(しかゆ)が変化したもので、その名の通り強い酸性の温泉です。
ここは混浴の千人風呂が名物なのですが、混浴マナーの低下から女性客の苦情が多くなり、2004年6月には目印の辺りに間仕切りが設置されたそうです。
しかし今度は間仕切りに対する苦情が増え、同年10月に撤去。
その後、2005年4月に常連客が中心となって「混浴を守る会」が発足、一軒宿の中に看板を設置するなど、混浴マナーの維持活動が行われているのだそうです。
ちなみにわたしは男女別の内湯のみ入浴しました(笑)

 

その次は弘前市に入ったのですが、あまりにも暑いので青森市に移動。
九州人のわたしは意外だったのですが、弘前市よりも青森市の方が若干気温が低いのです。
ここでもキャンピングカー仲間のKさん(盛岡のKさんとは別人)とGさんに歓待していただき、『すし居酒屋 樽』で新鮮魚貝のお刺身など堪能しました。

何だかいつも飲んでるっぽいですが、東北は特別です。
なぜか東北には友人・知人が多く、いつもこのように遊んでいただけるのです。
本当にあたたかい人ばかりです。

 

青森県観光物産館アスパム
青森県観光物産館アスパム

青森県観光物産館アスパムには、青森県内の主立った名産・特産品が一堂に集まっております。
りんご製品各種、海産物、地酒、南部鉄、南部琥珀、ほたてソフトクリームもありました。
立地がいいせいか駐車場は有料(普通車1時間¥210、¥2000以上のお買い物で1時間無料)。
2階には『青い森ホール(パノラマ映画/¥600)』『エネルギー館あしたをおもう森』『あおもり体験ホール(伝統工芸品「こぎん刺し」の製作実演と販売)』、地上51mにある13階展望台(¥400)からは青森市内や青森ベイブリッジなどが一望できます。
天気が好ければ下北・津軽・夏泊の各半島やむつ湾、八甲田の山々まで見渡せるようです。

続きはまた!

(松本しう周己)

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この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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