ロングルーフが魅了する! VW・アルテオン、シューティングブレークを初設定へ

■中国専売となるワゴン「CC Travel Edition」、ついに欧州でも発売

VWは欧州Dセグメントの4ドアサルーン「アルテオン」にワゴンモデルとなる「アルテオン シューティングブレーク」を設定することが確実となり、その開発車両を初めてカメラが捉えました。

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VW アルテオン シューティングブレーク 市販型プロトタイプ

つい1ヶ月ほど前には、中国専売となるワゴン「CC Travel Edition」(CCトラベル エディション)の画像が流出しましたが、今回欧州でも販売が確定となりました。

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VW アルテオン シューティングブレーク 市販型プロトタイプ

アルテオンは、「パサート」派生モデルとして登場した4ドアクーペ「CC」の後継モデルとして2016年に欧州で発売、翌2017年には日本市場にも投入されています。

豪雪のスカンジナビアで捉えた開発車両は、「パサート ヴァリアント」を模倣してカモフラージュされていますが、大まかなデザインが見てとれます。わずかにリフトアップされたボディは、アルテオンと同様のLEDデイタイムランニングライトを装備するヘッドライトを装備。ホイールアーチにプラスチッククラッドを装着しているほか、大型のルーフスポイラーも見られるが、CC Travel Editionのようなルーフレールは装備されていません。

サイドビューからは長いロングルーフが見てとれるほか、パサートヴァリアントと比較してDピラーはかなり傾斜が強く、美しいボディシルエットが完成されていることがわかります。

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VW アルテオン シューティングブレーク 市販型プロトタイプ

中国専売CCトラベルエディションのパワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力186ps、最大トルク320Nmを発揮します。一方欧州「シューティングブレーク」では、同エンジンを搭載しつつ最高出力2220ps、最大トルク350Nmを発揮、どちらも7速ATと組み合わされ全輪駆動が標準装備されます。また1.5リットル及び2.0リットルのTSIガソリンユニット2.0リットルディーゼルのラインアップも予想されます。

ワールドプレミアは、アルテオンのフェイスリフトと同時期の今年後半が有力と言えそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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