【新車】BMW 5シリーズに190PS/400Nmのクリーンディーゼルと4WDを搭載した新グレードが登場

●「523d xDrive M Spirit」「BMW 523d xDriveツーリングM Spirit」が登場

現行BMW 5シリーズは、2017年にフルモデルチェンジをした7代目を数える高級セダン。2019年7月26日、クリーンディーゼルエンジンと4WDの「BMW xDrive」が搭載された「BMW 523d xDrive M Spirit」「BMW 523d xDriveツーリングM Spirit」が追加され、同日から発売されています。

BMW5シリーズ
BMW5シリーズ(セダン)外観

2017年に約7年ぶりに全面改良された5シリーズは、流麗なルーフライン、ワイド感を強調したキドニーグリルなどが採用された、スポーティなデザインが魅力。

今回追加されたモデルは、140kW(190PS)/4,000rpm、最大トルク400Nm/1,750-2,500rpmを発揮するBMWの2.0L 直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと、BMWのインテリジェント4輪駆動システムである「BMW xDrive」を組み合わせることで、より力強い走りと15.6km/L(WLTCモード)の燃費性能を実現したとしています。

「BMW xDrive」は、走行中の路面状況や四輪すべての駆動状態を常に検知し、車両速度やステアリング操作に対して、前後トルク配分を最適化するシステム。高速域でのクルージングやコーナリング時でも常に安定した走りを披露します。

BM55シリーズ
BMW5シリーズ・ツーリング外観

さらに、スポーティな走りを象徴するべく「M Spirit」というデザインラインが新たに採用されています。「M Spirit」は、2018年にBMW 5シリーズのスポーティさを際立たせた特別仕様車として登場したグレード。「M Sportサスペンション」や専用のステアリングを含む「M Sportパッケージ」を備えるほか、18インチアルミホイールも用意されています。

今回追加された新型モデルには、運転支援システムも標準装備されています。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロールアシスト、サイドコリジョンプロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロストラフィックウォーニングを用意。

BMW5シリーズ
BMW5シリーズ・セダン外観

さらに、BMWコネクテッド・ドライブも搭載されています。車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマなどの情報をITネットワークでつなぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」「カーライフを進化させる革新の利便性」「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供される総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入されたシステム。

また、スマホ向けアプリの導入により、車両情報やニュースなどへのアクセスを可能にし、オーナーの利便性を向上させるサービスを提供。さらに、2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」が導入され、車両とユーザー、情報をシームレスにつなげ、より快適でスマートなモビリティライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わっています。

価格は「BMW 523d xDrive M Spirit」が7,500,000円、「BMW 523d xDrive Touring M Spirit」が7,820,000円です。

※上記写真に2018年登場の特別仕様車「BMW 5シリーズM Spirit」を含みます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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