平成生まれのクルマに乗ろう!2009年(平成21年)日産フェアレディZロードスター【中古車】

2009年(平成21年)は2019年内で生産終了を発表したアッパーミドルセダンのトヨタマークXやランドクルーザープラドなどのロングセラーモデルが登場しています。また、一世代で生産が終了してしまったスズキキザシや日産スカイラインクロスオーバー、レクサスHSも登場しました。今回紹介するのはわずか5年で販売終了した日産フェアレディZロードスターです。

Z34型のフェアレディZロードスターは2009年10月に登場しました。電動開閉式のソフトトップを採用し、屋根を開けた美しい姿は絶品です。

搭載されているエンジンは3.7LV型6気筒自然吸気で、トランスミッションはグレードによって6速MT、7速ATが用意されています。非常に美しいスタイリングのオープンカーでしたが、残念ながら、セールスでは苦戦し短いモデルライフとなってしまいました。

Z34型フェアディレディZロードスターの中古車の現在の流通台数は約25台。3カ月前は約30台あったので、減少傾向となっています。平均価格は3カ月前が約242万円で、現在は約238万円とわずかに値落ち傾向となっています。平均走行距離は約5万kmから5.5万kmと延びています。

Z34型フェアディレディZロードスターの中古車価格帯は約168万〜約330万円(応談を除く)です。グレードはバージョンSTが最も多く、マニュアル車も6台流通しています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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