6年ぶりのフルモデルチェンジ。三菱・eKワゴン/eKクロスの発表会には竹内涼真さんも参加

●竹内涼真さんのお気に入りは、黄色のボディカラーと白ルーフのツートンカラー!?

2019年3月28日、三菱自動車は軽ハイトワゴンのeKワゴンを6年ぶりにフルモデルチェンジしました。

従来はeKワゴンと、押し出し感を強めたeKカスタムという2タイプを設定していましたが、新型ではeKカスタムが廃止され、SUVテイストを強調したeK X(クロス)という新モデルを発表しました。

新型eKワゴン/eKクロスは、三菱と日産の合弁会社NMKVが企画・開発をマネージメントした軽自動車です。新モデルは新たな開発・生産プロセスのもと、クルマの基礎にあたるプラットフォームをはじめ、エンジン、CVTなどのパワートレインも一新。約60年にわたる三菱の軽自動車のノウハウと日産の先進技術を融合したことにより、大幅に進化した軽ハイトワゴンとなりました。

注目は新登場したeKクロスで、三菱のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。フロントマスクは先日大幅なマイナチェンジを行ったデリカD:5によく似ていて、軽自動車とは思えない圧倒的な存在感を演出しています。

搭載されているパワートレインは、eKワゴンは660ccの直列3気筒DOHCエンジンの1種類。ミッションは駆動方式を問わずCVTが組み合わされ、燃費性能はJC08モード燃費でFF車が29.4km/L、4WD車は24.6km/Lを実現しています。

一方のeKクロスは660ccの直列3気筒自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類を用意。ミッションは全車CVTが組み合わされます。どちらのエンジンもモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、加速時などはバッテリーに蓄えた電力を利用し、モーターが駆動力をアシストすることにより滑らかな走りを可能としました。

eKクロスに搭載されているNAエンジンのハイブリッドシステムは最高出力がエンジン52ps+モーター2.7psを発生し、JC08モード燃費はFF車が29.4〜29.8km/L。4WD車は25.4km/Lです。ターボエンジンのハイブリッドシステムはエンジン64ps+モーター2.7psで、JC08モード燃費はFF車が25.2km/L、4WD車は22.8km/Lを実現しています。

日産からの技術供与によって、三菱車初となる高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)を設定。高速道路においてクルマがアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を支援してくれるので、ドライバーのストレスや疲労を軽減し、ロングドライブをサポートしてくれます。

eKワゴン/eKクロスの発表会にはeKクロスのTV-CFキャラクターである竹内涼真さんも駆けつけ、TV-CFの裏話や黄色のボディカラーと白ルーフのツートンカラーがお気に入りと話してくれました。

クルマの基礎やパワートレインを一新。加えて先進の運転支援技術を搭載した三菱ekワゴン、eKクロスの車両本体価格はekワゴンが129万6000円〜150万6600円。eKクロスは141万8000円〜176万5800円となっています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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