【パリモーターショー2018】DJブースにリビングルーム? 会場で見かけた「ヘンなクルマ」3選

自動車メーカーが提案するヘンテコなクルマが展示されるのは東京モーターショーだけ……というのは過去の話。パリモーターショーに出かけてみたら、ありましたありました。意味不明なヘンテコグルマが。今回は、パリモーターショーの会場で見かけたヘンなクルマのトップ3を紹介します。

3位 スマート・フォーイーズ

スマート誕生20周年を記念して作られたという『Forease(フォーイーズ)』。都市部を快適に走れるように考えた電気自動車のコンセプトカーなのだそうです。

ベースとなっているのが市販しているスマートだから違和感はそれほどないはずなのですが、実車を目の前にすると普通じゃない存在感。全長が短くてその割には背が高めで、タイヤが大きくて「チョロQ」みたいなプロポーションだからでしょうか。

ただ、晴れの日の近所移動のためだけにこんなクルマを持っていたら楽しそうな生活だとも思えますね。

2位 スマート・モバイルディスコ

またもやスマートからのエントリー。大きなアームなど大げさな装備が組み込まれたこのスマートは、アームの先端がなんとDJスペース。DJプレイをするだけでなく、妖しいライティングやスモークを出す機能まで備えた移動式のエンターテイナーなのです。

デザインしたのはドイツの有名な工業デザイナー、コンスタンティン・グルチッチ氏。これさえあれば、今夜も大フィーバー間違いなし!?

制作の様子や機能はこちらにて! 面白いので必見です。

1位 ルノー・EZ-ULTIMO

棺桶みたいな見た目からして意味不明のこのクルマ。自動運転技術を搭載したロボットカーコンセプトシリーズの最新作で、観光客が利用することを前提に開発。パリのような都市などでプレミアムな観光体験や旅行サービスを求めるユーザーの移動手段の提案なのだとか。

そもそもそのコンセプトの意味がよくわからない気もしますが、外観と同じくらい内装もぶっ飛んでいる。ソファーやイスがあって、キャビネットがあって、まるで部屋ですよ、部屋。まあ自動運転の行きつく先は「部屋の状態で移動する」ということなのかもしれませんね。

それにしてもDJブースだったり、部屋だったり、その発想はまさに「クルマ離れ」からきているのでしょう。モーターショーのぶっ飛んだクルマを見ていると「運転する喜び」なんていう価値観はもう古い感覚になってきていることを実感します。

(工藤貴宏)

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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