BMW・3シリーズ次期型は新世代デジタルコックピットを装備。2種類のハイブリッドも設定

BMWの4ドアセダン「3シリーズ」次期型プロトタイプをカメラが捉え、室内の撮影にも初めて成功しました。

激写した室内には、デジタル・インストルメントクラスタが装備されているのが確認できます。これはBMWグループが「デジタルデイ2018」で発表したばかりの次世代デジタルコックピット、「BMWオペレーティングシステム7.0」と思われます。目的地に近づくとパーキングマップに切り替えるなど、カスタマイズ可能なオプションと直感的な操作を可能にするBMWの新世代オペレーションシステムです。

センターコンソールに目をやるとこれまでよりコンパクトで操作感が向上したシフターが見て取れます。これは新型『8シリーズ』や「X7」と同じものです。周辺にはエンジンのスタート・停止、パーキングセンサー、ビデオカメラ、3つの運転モード(スポーツ、コンフォート、エコプロ)などのボタンを装備するほか、インフォテイメントシステムを制御します。

パワートレインは、1.5リットル直列3気筒ターボ・ガソリン&ディーゼルエンジンのほか、1.5リットル直列3気筒、及び2リットル直列4気筒ガソリンエンジンと組み合わされる2種類の48Vマイルドハイブリッドモデルの設定が予想されています。さらにxDriveを備える上位モデルの「M340i」には、最高出力375psとも噂される直列6気筒エンジンがラインアップされるとレポートされています。

エクステリアはワイドになったキドニーグリルや「Z4」新型風、L字型テールライトを装備。上部に移動されたキャラクターラインによりアグレッシブなデザインとなりそうです。ワールドプレミアの場は、2018年10月のパリモーターショーと予想されており、2019年初頭からの発売される見込みです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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