ポルシェ・カイエンに「クーペ」設定か? 「マカン」にも設定を計画、との情報も…

ポルシェが自社のフラッグシップ・クロスオーバーSUV「カイエン」に、クーペを設定することを計画していることが分かりました。

入手したCGは、リアウィンドウが極端に寝かされスタイリッシュに仕上げられています。ベースモデルと比較して後部ヘッドルームへの影響が懸念されますが、BMW『X6』やメルセデス『GLEクーペ』の成功により、顧客のニーズが実用性でないことは明白です。

かつて、ポルシェファミリーの主力は「911」でしたが、90年代に『ボクスター』がブランドの救世主として誕生し、2002年にはSUV「カイエン」がブランド若返りの原動力となりました。さらにコンパクトSUV『マカン』発売により、モデルラインアップは劇的に変化しています。ビジネス上の観点からSUVがブランドを牽引しているのは間違いなく、「マカン」の次の一手として「カイエン クーペ」の開発が進められている可能性が高いようです。

計画が実行されるならば、2020年にワールドプレミアが予想されます。しかしそれだけに留まらないようです。ポルシェは「マカン」にもクーペを設定する計画を持っていると言います。ライバルの「X6」や「GLEクーペ」同様、ベースモデルより高価になることも間違いないでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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