「あおり運転」事故報道後に販売が大きく伸張。2017年のドライブレコーダー販売台数は前年比38%増

「あおり運転」などが社会問題化した2016年。注目を集めたのがドライブレコーダーで、メーカーの方などに話をうかがうと、カー用品販売店やネット通販なども高価格帯を中心に品切れが続いた時期もあったようです。

GfKジャパンが全国のカー用品量販店、家電量販店、インターネット通販などの販売実績をもとに、ドライブレコーダーの販売動向をまとめ、2月19日、2017年のドライブレコーダーの国内販売台数を発表しました。

同社によると、前年比38%増の109万台で年々着実に伸びています(図1)。とくに2017年は、「あおり運転」が発端とされる死亡事故の報道を受け、10月中旬以降、販売が急伸したそうです。

月別の販売台数を見ると、1~9月期では前年同期を9%上回る程度で、10月以降はじつに2.6倍、11月は2.4倍、12月は1.7倍と大きく伸長。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる