マツダが来年3月発売に向けた次期「アクセラ」の量産を年内にスタート?

昨年2月に「CX-5」をフルモデルチェンジ、12月には3列シートを装備した国内向けの最上位SUV「CX-8」を発売したマツダ。同社では今後2019年3月期の新型車投入までの間、先進安全技術を高めた改良モデルをアテンザなどで発売するようです。

日経新聞によると、同社の小飼社長が地元広島で開催した1月4日の記者会見の中で、2019年3月期の発売に向けて年内に「第7世代」となる次世代商品の量産を国内工場で開始する計画について触れたそうです。

小飼社長は本年を「CX-5」の世界的なヒットを次世代商品に繋ぐ年にしたいとしており、トヨタとの連携や技術開発の長期ビジョン等が2020年に向けた中期経営計画策定の中核になると考えているそうです。

おりしも同社は昨年8月、将来に渡る持続的な成長に向け、2030年を見据えた技術開発の長期ビジョン「サスティナブル ZOOM-ZOOM 宣言2030」を発表。

同宣言では、世界の自動車産業を取り巻く環境が急激に変化するなか、クルマが持つ魅力である「走る悦びに溢れたクルマ」を通じて地球を守り、社会を豊かにすることで、人々の心の充足を提供することを目指すとしており、次期アクセラ(4代目)とみられる次世代商品における「マツダの挑戦」が大いに注目されます。

Avanti Yasunori・画像:MAZDA)

【関連記事】

トヨタ自動車がEV開発で「仲間作り」を本格化、7社共同で車種拡大を目指す!
https://clicccar.com/2018/01/02/545060/

マツダが2017年初代ロードスター(NA型)のレストアサービスをWEBで受付開始
https://clicccar.com/2017/12/13/539435/

マツダが小型ロータリーエンジンを搭載した電動車を開発。欧米に投入か?
https://clicccar.com/2017/11/08/529812/

MAZDAが2台のコンセプトカーに凝縮させた「日本古来の引き算の美学」とは?
https://clicccar.com/2017/11/06/529101/

次世代エンジン「SKYACTIV-X」搭載の新型アクセラは2019年発売?
https://clicccar.com/2017/10/18/521691/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる