【新車】2分でわかる、スズキの意欲作・新型スペーシアの魅力

ついに新型モデルが発表されたスズキ・スペーシア&スペーシア・カスタムは、随所に軽自動車初やクラス初といったスペックが並ぶ意欲作です。

その全貌を把握するのは簡単ではありませんが、ここでは2分でわかるように新型の特徴をまとめてみました。

1.デザインのモチーフはスーツケース

新型スペーシアの内外装は「スーツケース」をイメージしてデザインされました。ボディサイドのリブ(凹み)やピラーの塗り分け&インナードアハンドル(いずれも取っ手をイメージ)などに反映されています。

2.ボディはクラス最軽量

タントやN-BOX等が存在するスーパーハイトワゴンクラス(全高1700mm以上の軽自動車)で最軽量となる850kg〜のボディウェイトを実現(スペーシア・カスタムは890kgから)。

3.全車マイルドハイブリッドエンジン搭載

3気筒のR06エンジンにスズキお得意のISGユニットを組み合わせたマイルドハイブリッド方式が全車に採用されました。ちなみに今回、リチウムイオンバッテリーの容量を増やしてモーターだけで最大10秒間走行できることになったのも見逃せないポイントです。

4.軽自動車初のヘッドアップディスプレイを採用

スピードやタコメーター、シフトポジションなどの情報がフロントガラスに表示される機能が軽自動車として初採用されました。

5.室内がさらに広く使い勝手も向上

室内高は先代比プラス35mmの1410mmとしてさらに広くしました。またAピラーの角度を立てたことで前席に座った際の広さ感がさらに向上しています。そしてインパネでは上下二段のボックスに加えてドリンクホルダーが一箇所に集中格納されるなど、収納方法も進化しています。

6.車内の温度を均等に管理させるサーキュレーター採用

エアコンの冷暖気を前後均等に循環させるため、天井にサーキュレーターが設置されました。

7.軽自動車初の3Dビューモニター採用

車両発進時に車両の周辺に障害物や人がいないかを確認するためのモニター(設定車)に、2Dに加えて3Dビューが見られるようになっています。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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