【新型スバルXV試乗】フルモデルチェンジで設定された1.6リッターで走りは十分か?

2017年4月6日に発表された、スバルの新型SUBARU XV。発売開始は5月24日となっていますが、一足先にクローズドコースで試乗することができました。

今回のイベントでは、新旧の2.0リッター車、新型XVに新設された1.6リッター車など乗り比べるという、またとない機会に恵まれました。雪と泥が混じったオフロードやドライ路面ながら荒れ気味の舗装林道といったシチュエーションで、SUVらしい走りや乗り心地、ハンドリングの一端を感じることができたのです。

中でも新型スバルXVに新設定されたグレード「1.6i-L EyeSight」は注目です。「スポカジ」をコンセプトに進化したスバルXVの世界観を、できるだけ手頃な価格で提供したいという開発陣の願いが込められたグレードで、メーカー希望小売価格は224万6400円(消費税込み)。2.0リッター車が248万4000円からのプライスゾーンととなっていますから、ずいぶんと購入のハードルが下がった気がします。それでいて、エンジン以外の装備(内外装や駆動系、もちろんEyeSightやエアバッグなどの安全装備も!)には差がついていないのも嬉しいポイントです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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