1965年当時、トヨタの傑作モデル「パブリカ」の部品を使って「若者が手軽に楽しめるスポーツカーを」とのコンセプトで開発されたのが「ヨタハチ」こと、「トヨタ・スポーツ800」でした。
今回トヨタが東京モーターショー15に出展するエントリースポーツ「S-FR」にもそうしたコンセプトが息づいているようです。
と言うのも、トヨタが2012年に発売した「トヨタ86」は「若者向けのFRスポーツ」がコンセプトだったものの、結果的には250万円クラスの高額車となり、顧客層も40歳代が中心となっていることから、必ずしも当初の狙いどおりとは言い難いようです。