次期「スープラ」はスポーツHVターボで2018年に登場か?

BMWはプラットフォームとエンジン開発を担当するようでトヨタは環境技術を担当。次期スープラではBMWのPHV「i8」のプラットフォームがベースになる可能性も。

Toyota_FT-1

「スポーツHV」をコンセプトにBMW製の3.0L直6ターボ付きエンジンと、トヨタのハイブリッド技術を融合させたプレミアム・スポーツクーペになるものと予測されます。

同システムは「Z4」の後継モデルを含め、今後BMW車に展開されるかもしれません。

BMW_Zagato_Roadster(出展 BMW ZAGATO)

2.0L直4ターボモデルも存在しているようで、こちらのエンジンもBMW製に。

BMWから「i3」や「i8」で実用化したカーボンファイバーによる軽量化技術がもたらされ、次期スープラには高い車両運動性能が与えられることになりそうです。

ボディサイズは当時のスープラのサイズ(全長4,520mm×全幅1,810mm×全高1,275mm )とほぼ同程度になるとの予想。

生産はトヨタ86とBRZの関係同様、「Z4」後継モデルと併せて提携先のBMWが担当することになるようです。

BMW_Zagato_Roadster

情報を総合すると、次期スープラは「BMW Z5 」?とプラットフォーム、パワートレーンを共用、トヨタデザインのボディを架装してハイブリッド技術を融合させたスポーツクーペになるものと思われます。

BMWが持つ車両運動特性が反映されることで、次期スープラはこれまでのトヨタ車には無かったポテンシャルを持ったスポーツカーに生まれ変わることになりそうです。

 (Avanti Yasunori) 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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