日産ブースの注目といえば、やはりGT-R。今回はドイツのニュルブルクリンクの北コースで7分8秒679という量産車世界最速をマークしたGT-R NISMOの「N Attack Package」装着車が展示されています。
このモデルの特徴は、600ps/652Nm(ノーマルは550ps/632Nm)という専用チューニングのエンジンと、やはり専用のサスペンション、マフラー、前後のLSD、カーボンのドアミラー&フードなどなど。スーパーGTからフィードバックされたというエアロパーツが、NISMOの存在感を引き上げており、どれだけ速いのか? 想像もつきません。このGT-Rの最速仕様は、夏頃発売の予定です。
そして2014年から新しいレギュレーションとなるスーパーGTのGT500仕様も注目です。欧州の人気カテゴリーであるDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)と日本のスーパーGTとで基本的な車両規則が統一されたわけですが、こちらも存在感抜群。オーバーフェンダーやカナードなど、非常に力強い印象です。是非DTMに殴り込みをかけて、日本のGT-Rをアピールして欲しいものです。
(佐藤みきお)