パイクスに挑戦する電気自動車、三菱i-MiEVエボがデモランを初披露【パイクスピーク】

5月27日、千葉県・袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されたオールジャパンEV-GP2012第2戦で、パイクスピークマシン三菱i-MiEV Evolutionがデモランを行ないました。i-MiEVエボが一般の人たちの前で走行したのはこれが初めてで、大勢のギャラリーが集まっていました。

 

ドライバーはもちろん増岡浩選手。

 

三菱i-MiEV エボは1周2436mのコースを1分17秒前後で激走。モーター音が静かなので、ブレーキ音とタイヤのスキール音だけが聞こえるという不思議光景でしたが、今後はこういう光景も珍しくなくなるのかもしれないですね。

 

このあとi-MiEVエボは最終的なセッティング、仕様を決定してアメリカへ送られます。現在の仕様ではリヤウイングのダウンフォースが強すぎてフロントが浮き気味になってしまうそうで、リヤスポイラーの形状変更やカナードの取り付けなども検討していきたいとのことです。

 

テレビなどの報道陣も大勢詰めかけたi-MiEVエボのデモランですが、今年はモンスター田嶋選手を始めとして日本からたくさんの電気自動車がパイクスピークに参加するとあって、俄然注目度が高まっているようです。

(ぬまっち)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方は】 https://clicccar.com/2012/05/27/158673

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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