PCはMac Book PRO、そしてiPod touchやiPadを所有している記者ですが10年以上、docomoとともに生きてきたため昨今のスマートフォンブームに乗るためにはAndroid一択でした。
しかし、サクサク動かなさっぷりに我慢できず、年明けとともにiPhone 4Sに乗り換えるためお店をまわり、またネットを中心にau、そしてソフトバンクどちらのキャリアにするかを検討しはじめました。
結果、選んだのはau版iPhone。その最大の理由が「au スマートバリュー」というセット割引でした。
この「au スマートバリュー」とは、対象の固定通信サービスとauのスマートフォンを契約すれば、最大2年間、月額1,480円の割引になるもの。しかも、家族4人にこのサービスを適用した場合は月額5,920円、2年間で計算すると142,080円も割引になる計算です。また、2年を経過しても月額980円が割引される仕組みになっているところもポイントです。
この割引を受けることができる固定通信サービスは最大速度が1Gbpsのauひかり、auひかりちゅらをはじめ、J:COM、eo光など提携ケーブルテレビ43社以上も対象となります。
トータルでいうと対象世帯数約1041万世帯と幅広いエリアをカバーしているため、スマートフォンユーザーにとって、その恩恵を受ける人がかなりいるところはとても魅力的です。
ちなみに記者の自宅はJ:COMの「ネット+ケーブルテレビ+電話」を契約していたため「au スマートバリュー」が適用されました。
auのホームページから契約内容と料金を確認すると、docomo時代にはありえない低料金に改めて感心してしまいます。
一方世間のイメージではとにかく安い、と思われているソフトバンクの料金も気になります。
ソフトバンクの固定通信サービスとスマートフォンのセット割引サービスといえば「スマホBB割」。こちらは申し込み期間が5月31日までなので、まずその点に気をつける必要があります。
また、「スマホBB割」はiPhone以外のスマートフォンは「au スマートバリュー」と同じ月額1480円の割引ですが、なぜかiPhoneに限っては月額430円の割引のみ。しかも25ヶ月を超えると割引サービスは無くなってしまうのです…。
また、対象の固定通信サービスはADSLが主体なので、自宅での高速回線を希望する方はこの点も注意しないといけません。
iPhone 4S本体に関しても両社は微妙に違います。
記者がiPhone 4Sの購入に関し、とある電気屋さんに行ったとき店員さんから言われたのは「auではリアルタイムでメールが受信できない」ということ。
いわばソフトバンクのiPhone 4Sを選ぶきっかけとなっていた機能でしたが、au版iPhone 4Sは3月13日にバージョンアップされ“ezweb.ne.jp”メールのリアルタイム受信が可能になりました。
しかもメール受信時、ロック画面に件名・差出人名も表示(※ソフトバンクのiPhoneは通知のみ表示)され、フリックひとつでメール本文画面にとぶことができるいわゆる“即レス”が可能になり、機能面ではソフトバンクを上回ったのです。
いまや料金・機能など常々変化しているなか、つねにスマートフォンの最新情報をチェックすることが正しい購入方法となることは間違いありません。
(クリッカー編集部)