キャロッセ、プロトン車を正規輸入販売開始【東京オートサロン2012】

1月13日にプロトンブースで行われたプレスカンファレンスでキャロッセはマレーシア プロトン社の小型車、サトリア・ネオの型式認定取得の見通しがたったため、正式にプロトン社の正規輸入販売を行うと発表しました。

カンファレンスにはキャロッセ長瀬社長とプロトン社 ダトウ ラザック ダーウッド モータースポーツ担当役員が相次いでスピーチし、モータースポーツベースとしてのサトリア・ネオの日本発売に大いなる意欲を示しました。

また、アジアパシフィックラリー選手権で、参戦した全てのクラスでチャンピオンを獲得したことでモータースポーツベースとしての優位性を強調、キャロッセとの広範囲なモータースポーツ協力体制も示しています。

今回の発表の際に展示されたサトリア・ネオは上級グレードR3用の前後バンパースポイラーとサイドスカート、ルーフスポイラー、そしてCUSCOブランドのオプションパーツを取り付けたチューニング提案モデルになっています。

エンジンルームにはストラットタワーバーとアーシングを装備。

このタワーバーはマスターシリンダーストッパーがついた高機能タイプ。

サスペンションキットも開発済み。

なんとロアアームバーやスタビライザーもすでに開発が終了しています。

さすが昨年1年間APRCと全日本ラリーに参戦してきたことはあります。

これだけのパーツを組み込んでも車両価格は250万円でお釣りが来るという価格はかなり衝撃的。

とにかく「走りたい」人には一見の価値のあるクルマです。

プロトンジャパン http://www.proton.co.jp/

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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