いわゆるマイナーチェンジでも新型Cクラスの改良点はナント2000カ所!

 

 

輸入車のコンパクトセダン&ワゴンクラスで絶大な人気を誇るメルセデスベンツCクラスの新型が発表されました。新型といっても、いわゆるマイナーチェンジなのですが、今回の改良は内外装はもちろんのこと、パワートレインも大幅に進化しているので、メルセデスベンツ日本ではマイナーチェンジという言葉は使わず、新型Cクラスとしてプレスリリースを発行し、新型車発表会まで実施しました。

 

新型のエクステリアはフロント部分だけでもバンパー&グリルやヘッドライト、アルミ化されたボンネットフードなど大幅に手が加えられ、一気に精悍な雰囲気になっています。

 

インテリアもポップアップ式だったナビ画面がインパネの中に一体化されるなど、デザインが一新され、素材の質感も大幅に向上。ナビの操作性も進化させているそうです。

 

主力の1.8リットルの4気筒直噴ターボエンジンはマイナー前の後期から搭載されていましたが、新型ではATが5速から7速になり、より走りが滑らかになっているようです。上級グレードの3.5リットルのV6は、先に発売されたCLS350に搭載されたものと同じ新開発の直噴タイプとなり、アイドリングストップも装備されています。

 

グレード展開も整理されました。399万円のC200ブルーエフィシェンシーライト(セダン)をベースモデルとしている点は共通ですが、上級グレードはアバンギャルド中心のラインナップとなり、今まで設定されていたエレガンスはパッケージオプションとなりました。

 

これらの改良点は、ナント2000ヶ所以上にも及ぶそうです。先代までのCクラスはマイナーチェンジで大きくデザインやパワートレインが変わることはなかったのですが、今回はここまで大きく変わっているのですから、新型と謳うのもアリでしょう。

(岡島裕二)