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■出たばかりの新型ハリアーをサーキットで乗ってきた!
6月17日に4代目として発売が開始された新型ハリアー。売れ行きも絶好調で、今注文しても年内納車が間に合うかどうか?などという噂も流れているほど。
そんな新型ハリアーを、レースクイーンの宮瀬七海さんと栃木県のつくるまサーキットで試乗してきました。
今回試乗にお付き合いいただいたのは、ピレリスーパー耐久シリーズ2020のイメージガール「D’STATION FRESH ANGELS」のメンバーで、SUPER GTやスーパーフォーミュラではMobil 1レースクイーンとして活躍する、宮瀬七海さん。
普通自動車運転免許を所持しているだけでなく、スポーツカーとドライブが大好きという彼女もハリアーには興味津々です。
宮瀬七海さんが新型ハリアーを見て真っ先に指摘したポイントがここ!「鷹のマークがトヨタになってる!」。
実は3代目ハリアーはレクサスRXシリーズとの兼ね合いにより国内と右ハンドルのアジア諸国のみで販売されていましたが、この新型ハリアーはアメリカなど左ハンドルの国で別の名前で販売されるために、クルマの名前によらないモデルのイメージを統一するということでトヨタエンブレムとなっているとのことです。
ハリアーはとにかくシャープなクーペスタイルが特徴でしたが、新型ではそのシャープさに一層磨きがかかりました。そしてこのシャープさをもたらしているのが実は技術の進歩というところも見逃せません。
フロントの印象を決める大きな要素はヘッドライトとグリル、とはよく言われますが、新型ハリアーのヘッドライトは先代に比べてもかなり細くシャープなラインを見せます。この細さでアダプティブハイビーム機能までつけているのがハリアーのすごいところ。
これはひとえにヘッドライトのLED化のおかげで、LEDにより明るさを損なうことなく超小型化したプロジェクターヘッドライトを開発したことにより実現した細さです。この細さがクーペルックなラインをよりカッコよく見せるポイントです。
リアのコンビネーションランプもLED化でかなり細くなりました。そしてウインカーを分離することでコンビネーションランプが赤一色の真一文字なラインとなりバンパー下部のめっきパーツと共にデザインのアクセントとなっています。
また、このコンビネーションランプはコンパクトカーのハイマウントストップランプと同じくらいの高さにあり、ヤリスなどに乗っていた場合は思いっきり視界に入る高さとなっています。