BMWが「JOY+ Clean Energy PROJECT」 を開始。クリーンエネルギー車の認知拡大に挑むキャンペーンとお得な限定特別仕様車を設定

■YouTube動画の「BMW Lab.」の配信を開始

BMW i3、BMW i8クーペ/ロードスターなど、欧州勢の中でもいち早く電動化車両を送り出してきたBMW。BMWグループは、2021年末までにピュアEVとPHEV(プラグインハイブリッド)を100万台以上販売するという計画をアナウンス済みです。

今後は、新型EV・PHEVを投入することで、テスラなどのライバルに対抗し、CAFE(企業別平均燃費)と呼ばれるCO2排出量規制に対応する構えです。

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クリーンエネルギー車が対象の限定特別仕様車「BMW EDITION JOY+」。YouTube動画の「BMW Lab.」の配信も開始される

日本では、クリーンディーゼル車の人気が定着しているBMW。そんな中、日本法人であるビー・エム・ダブリューは、サスティナブルな社会を実現するため、“Clean Energy PROJECT”と題した新たな取り組みを開始させています。

■最大55万円オフの価格改定が実施された、BMWのクリーンエネルギー車

このプロジェクトの一貫として、2020年4月30日からBMW「JOY+ Clean Energy PROJECT」の配信がスタートしていて、5月19日からYouTube動画の「BMW Lab.」の配信が開始されています。

なお、同キャンペーン開始を記念して限定特別仕様車「BMW EDITION JOY+」の販売もスタートしています。

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ビー・エム・ダブリューのブランド・コミュニケーション・マネージャーの京谷麻矢氏

「BMW EDITION JOY+」は、1シリーズ、3シリーズ(セダン、ツーリング)、5シリーズ、7シリーズ、X1、X2、X3、i3などに用意されていて、クリーンエネルギー車(EVやクリーンディーゼル車、プラグインハイブリッドなど)と呼ばれるモデル(グレード)がより買いやすい価格で設定されています。

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芥川賞作家・羽田圭介氏(左)と俳優の伊勢谷友介(右)がキックオフイベントに登場

同キャンペーンでは、クリーンエネルギー車の幅広いモデルにおいて最大55万円オフの価格改定が実施されていて、クリーンディーゼル車などで輸入車ナンバー1の実績を誇るBMWがさらなる需要喚起を図るキャンペーン。

今回のキャンペーンを通じて、クリーンエネルギー車やBMWに関心を持っている人、国産車からの乗り換えを検討している人などに、クリーンエネルギー車が親しみやすく身近な存在となるよう、クリーンエネルギー車の魅力を訴求するとしています。

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ビー・エム・ダブリューのクリスチャン・ヴィードマン代表取締役社長

5月19日から配信が開始された、YouTube動画の「BMW Lab.」では、第1回目ゲスト研究員として芥川賞作家・羽田圭介氏が起用されています。BMWの環境問題への取り組みをモータージャーナリストと学んだり、クリーンディーゼル車の魅力を実際に体感したりしています。

羽田圭介氏もクリーンディーゼル車を所有しているそうで、所有者としてのリアルな感想などもチェックできます。

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限定特別仕様車「BMW EDITION JOY+」を用意するBMW

なお、BMW「JOY+ : Clean Energy PROJECT」キックオフイベントの登壇者は、ビー・エム・ダブリューのクリスチャン・ヴィードマン代表取締役社長、同ブランド・コミュニケーション・マネージャーの京谷麻矢氏。さらに、ゲストとして、俳優でリバースプロジェクト代表の伊勢谷友介(いせや ゆうすけ)氏、 小説家の羽田圭介(はだ けいすけ)氏です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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