■『フィエスタST』と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載、0-100km/h加速は7秒未満
フォードのコンパクトクロスオーバーSUV、新型「プーマ」の頂点に君臨する「プーマST」をカメラが捉えました。2月にスカンジナビアで撮影したプロトタイプは青でしたが、今度は赤です。
フルヌードで捉えた最新プロトタイプは、ベースモデルと比較してボディをローダウン、大きな開口部をフロントエンドに持つほか、スプリッターが見てとれます。
後部では、若干大きなルーフスポイラーやデュアルエキゾーストシステムも確認できます。また今後付けられるフェンダーエクステンションの取り付け位置も示されています。先日キャッチした青いプロトタイプとは、ホイールが異なっていることも気がつきます。
キャビン内はベースモデルのプーマ同様にインフォテイメントディスプレイがダッシュボードの中央に配置されています。しかしレカロスポーツシート、スポーツステアリングホイール、センターコンソールにはカーボンファイバートリムを装備するなど、よりスポーティな仕上がりとなっていることがわかります。
パワートレインは「フィエスタST」と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載、最高出力は198ps・最大トルク290Nmを発揮し、6速MTと組み合わされます。フィエスタSTでは0-100km/h加速6.5秒で、プーマSTでは若干遅くなることが予想されますが、それでも7秒未満は確実と言えそうです。
プロトタイプの状態からもワールドプレミアは近いとみられ、今夏から今秋が有力です。
(APOLLO)