■自動車業界初の試み、超高精細4kテレビの2倍以上のピクセル画面
GMは、フルサイズ・ユーティリティ・ビークルの新型「エスカレード」を2020年2月4日に米ロサンゼルスで世界初公開することを発表するとともに、ティザー動画を公開しました。
エスカレードは、高級SUVリンカーン「ナビゲーター」に対抗して1999年に登場、5.7リットルV型8気筒エンジンを搭載しましたが、コストパフォーマンス的に評価を得られず、発売からわずか1年余りで販売が終了しています。
2002年に登場した2代目では初代の反省を活かし大幅な見直しを決行、販売面でも大きな成功を成し遂げ米高級SUVの地位を築きました。その後2007年に3代目が発売、2015年には現行型である4代目が登場し、日本市場にも導入され人気を博しています。
次期型の目玉は、超高精細4kテレビの2倍以上のピクセル密度を備えた有機発光OLEDの38インチ巨大ディスプレイです。これは自動車業界初の試みであり、ドライバー及び同乗者に非常に視覚的な体験を提供してくれるはずです。またティザー動画では、より多くのレザーと高級トリムがみてとれ、現行モデルと比較してかなり合理的なレイアウトが確認できます。
次期型では、縦型のヘッドライトがコンパクトな横型へ再設計され迫力を増したフロントエンドが予想されています。
(APOLLO)