■もっとタフ&アクティブになった内・外装
東京モーターショーのプレスカンファレンスでスズキの鈴木俊宏社長は「ハスラー コンセプト」について、市販に向けた準備を進めていると明言しました。スズキは年末に新型車を発表することが多く、2代目の新型ハスラーも2019年12月末に登場するかもしれません。
もっと「遊べる軽」を標榜して登場した初代ハスラーは、スズキ軽の中でもスマッシュヒットといえる人気を集め、日常使いしやすい乗降性などの利便性にアウトドアテイストが加えられ、ダイハツ・キャスト アクティバなどのフォロワーも生んでいます。
2代目は、初代ハスラーのコンセプトを受け継ぎながらも、さらにタフさ、力強さが付与され、インパネのデザインは斬新さも感じさせる仕上がりになっています。
「ハスラー コンセプト」のアウトドアスタイルは、オレンジのボディカラーに加えてマットブラックを組み合わせた2トーンカラーが目を惹きます。ベーシック仕様よりもさらに力強さが強調され、デカールやルーフラッピングなどのファッショナブルなアクセント、遊び心を表現するルーフラックで、都会からアウトドアまでどこでも楽しめるファッショナブルなアーバンアウトドアスタイルとして提案されています。
車内もアクティブな雰囲気が漂っていて、専用デカールが配されたシートや個性的なフロアマットを用意。
ベーシック仕様は、機能性を追求したスタイルと、個性的なキャラクターを融合し、毎日がワクワクするような軽として提案されています。インテリアは、タフさを演出する3連のプロテクションフレームやカラフルなアクセントカラーが配され、最近の軽自動車の中でもかなり個性的な印象を受けました。
(文/塚田勝弘 写真/長野達郎、塚田勝弘、スズキ)