●ヘッドライトが薄くシャープな造形に。エクステリアは再設計
ジャガー初のクロスオーバーSUV「F-Pace」の改良型プロトタイプを、南ヨーロッパでカメラが初めて捉えました。
F-Paceは2013年に初公開された4シーターコンセプトSUV「C-X17」が起源となっています。その後2014年には5シーター版が公開され、2015年のフランクフルトモーターショーで「F-Pace」として正式にデビューしました。翌2016年に初代となる現行モデルが発売され、今回が初のフェイスリフトとなります。
捉えたプロトタイプは、分厚いカモフラージュで覆われていますが、新デザイン一部が見てとれます。ヘッドライトはよりコンパクトに、そして薄くデザインされているほか、サイドエアインテークもスポーティな楕円形へ修正されているようです。グリルは完全に偽装されていますが、再設計されるのは間違いないでしょう。
リアエンドでは、上部に細長いリバースライトを装備する刷新されたテールライトの一部が確認できます。現行モデルのようにサイドへ大きく回り込むデザインが、コンパクトに修正されている可能性もありそうです。
キャビン内では、同社の「Pivi Pro」タッチスクリーンインフォテイメントシステムの搭載が見込まれているほか、新しいデジタルクラスタ、HVACコントロールスクリーン、ステアリングホイール、ギアセレクターなどがリフレッシュされるでしょう。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルのほか、ハイブリッド化された3.0リットル直列6気筒「Ingeniumu」の設定が期待されています。ワールドプレミアは2020年内となりそうです。
(APOLLO)