●往来のSUVに比べて車高が低い、スポーティなクロスオーバー
現在ブガッティは、ラインアップの拡大を真剣に検討しており、これまでのスーパーカースタイルとは大きく異なる車を開発しているといわれています。その真実を確かめるべく、CAR Magazine誌が同社CEOステファン・ヴィンケルマン氏にインタビューを試みたようです。
それによると「ブガッティにSUVはない」と語りました。しかしSUVではない4ドアの高乗用車を検討していることは事実で、「往来のSUVに比べて車高が低く、サルーンよりも着座位置が高いスポーティなクロスオーバー」と伝えられたようです。
また1台に1ミリオン(約1億円)のコストがかかると予想しており、「販売価格はシロンの3億円を超えるかも知れないが、それほど極端に高いことはない」と発言しています。
予想CGを提供してくれたのはデザイナーのSajdin Osmancevic氏です。ブガッティらしいフロントマスク、ブランドの象徴「Cシェイプ」、スリムなテールライト、アグレッシブなリアバンパーなどが見てとれます。
今回パワートレインに関しては語っていませんが、これまでAutomobile Magazine誌のインタビューで、ハイブリッド、またはプラグインハイブリッドの可能性が高いと語られています。この新型モデルのワールドプレミアは、2023年を目標にしており、年間800台の生産になるといいます。
(APOLLO)