マクラーレン 600LTの後継スーパーカー、ニュルで高速テスト。最高速度は330km/hへ

●720 Sベースのスーパーシリーズ最上位車種「750LT」

マクラーレンは、現在「600LT」後継モデルとなる「750LT」を開発していますが、その最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始しました。

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マクラーレン 750LT開発車両

「750LT」は「720 S」をベースとしたスーパーシリーズ最上位車種です。「LT」は「ロングテール」を意味し、数字は最高出力を表しています。

2015年には「650 S」をベースとした「675LT」、2018年には「570 S」をベースとした「600LT」を期間限定発売していますが、予想以上の受注により約7か月で生産を終了するなど、圧倒的人気を誇るシリーズとなっています。

マクラーレン 750LT外観_007
マクラーレン 750LT開発車両

ベースとなる720Sは、2017年3月のジュネーブモーターショーで初公開。先代「650S」からエクステリア、パワートレインなど全てが刷新され、4.0リットルV型8気筒「M840T型」エンジンを搭載、最高出力は720psを発揮するスーパーカーです。

これに対し750LTでは、エンジンをブーストアップし、最高出力750psまで向上、0-100km/h加速は2.8秒以下と予想されます。

また撮影したカメラマンによると、100kg程度の軽量化が図られており、ニュルでは、圧倒的な加速やコーナーリングスピードが見られたといいます。

750LTの発売は2020年以内が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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