●ライバルを圧倒するスペックと装備。「AMG E63 ステーションワゴン」の改良型が開発中
メルセデス・ベンツのミッドサイズワゴン「Eクラス ステーションワゴン」の頂点に君臨する、「AMG E63 ステーションワゴン」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
メルセデス・ベンツには「C43/C63 ステーションワゴン」や「CLA35/45/45 Sシューティングブレーク」など、多数のパフォーマンスワゴンが存在しますが、その最強モデルが「E63ステーションワゴン」です。第5世代である現行モデルは2016年に発売されており、これが初の大幅改良となります。
キャッチした開発車両はフロント&リアエンドにカモフラージュが施され、エクステリアを中心に大掛かりなデザイン変更が予想されます。パナメリカーナグリルや同社最新デザインであるブーメラン型LEDデイタイムランニングライトを装着するほか、テールライトのグラフィックを刷新されるでしょう。またルーフスポイラーやクワッドエキゾースシステム、ディフューザーの修正も今後着手されるかも知れません。
パワートレインは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、「E63」では最高出力571ps、「E63 S」では最高出力612psを発揮しますが、改良型で若干パワーアップがなされる可能性もあります。ライバルのアウディ「RS6アバント」やアルピナ「B5ツーリング」同等以上に広く、快適で、豪華で、テクノロジー満載で、高速であるワゴンにさらに磨きがかかりそうです。
またキャビン内では、再設計されたステアリングホイール、アップデートされたタッチパッドと最新バージョンのMBUXシステムを搭載するのは間違いないでしょう。
ワールドプレミアはベースモデルの改良型が発表後、2020年3月のジュネーブモーターショーと予想されます。
(APOLLO)