●「CASE」を見据えた将来の商品や技術をアピール
東京モーターショーよりもひと足早く、2019年9月10日~22日(プレスデー:9月10日~11日、トレードデー:9月12日~13日、一般公開:9月14日~22日)にドイツのフランクフルトで開催される「フランクフルトモーターショー2019」。ブリヂストンが同モーターショーの出展概要を発表しました。
ブリヂストンは、「CASE」を見据えた将来のモビリティ社会に貢献する同グループの革新的な商品や技術、ソリューションビジネスモデルなど、先駆的な取り組みを紹介。なお、「CASE」はダイムラーが提唱したキーワードで、「CASE」とは、「Connected(コネクテッド)」、「Autonomous(自動運転)」、「Shared & Services(シェアリング&サービス)」、「Electric(電動化)」の頭文字から取られています。
主な展示メニューは、「進化するニーズに応えるモビリティソリューション」として、欧州で展開されているタイヤ、ブレーキ、バッテリーなどの車両のコンポーネントに関する最先端の予測メンテナンス、タイヤおよびその他自動車関連サービスの包括的な月額サービス、経費節減に貢献するフリート管理ソリューション。
「モビリティ社会の未来を切り拓くタイヤ技術」として、省資源化・低燃費化によるCO2排出量低減と高い運動性能を高次元で両立する新技術、車内騒音の大幅低減を可能にする技術、タイヤ内面のシーリング材によるパンク対応技術や、ランフラットテクノロジー、ologic、エアフリーコンセプトについて紹介。
「欧州で展開する主力タイヤラインアップ」として、ウェット、雪上、氷上路面でも優れた操縦性と安全性を提供するウィンタータイヤの新製品、ウェット、ドライ路面を問わずトップクラスの性能を発揮しながら優れたタイヤライフを実現した夏用タイヤの新製品が披露されます。
ほかにも、「欧州地域におけるオリンピック・パラリンピックを通じた取組み」として、ブリヂストンのオリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーシップ、「Chase Your Dream, No Matter What」キャンペーンについて紹介されます。
(塚田勝弘)