三菱 RVRが最新の「ダイナミックシールド」フェイスに一新。全グレードが「サポカーSワイド」に該当

●フロントおよびリヤデザインも一新。都市型SUVとしての魅力を向上

三菱自動車のコンパクトSUVであるRVRがマイナーチェンジを受け、最新の「ダイナミックシールド」と呼ばれる顔つきになりました。

2010年2月に発売されたRVRは現行型で3代目。今回のマイナーチェンジにより、フロントだけでなくリヤデザインも一新され、三菱らしい力強く独創的なデザインに進化しています。

三菱自動車RVR
三菱自動車RVRがマイナーチェンジでフロントフェイスを一新

さらに、全グレードを「サポカーSワイド」に該当させるなど安全性を向上。価格帯は2,104,920円~2,508,840円(消費税8%込)です。

大きく変わったエクステリアデザインでは「Impact and Impulse」というデザインコンセプトを掲げ、同社のSUVがもつ力強さに加えて、洗練された都市型SUVとして都会に映える魅力的で存在感のある意匠を目指したそう。

三菱自動車RVR
三菱自動車RVRのフロントビュー

先述したように、フロントデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」を進化させ、左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を水平、垂直基調のスクエアなラインで構成。

これにより、力強さ・堅牢さを表現したとしています。また、フロントフェイスに厚みを持たせることで、存在感も高まっています。

ヘッドランプにLEDを多用し、ターンランプとフォグランプをバンパーサイドに配置した特徴的なランプレイアウトにより、三菱らしい独自性と上質感を演出。さらにターンランプをヘッドライトから独立させることで、視認性も高まっているそう。

三菱自動車RVR
三菱自動車RVRのリヤビュー

リヤビューは、車幅いっぱいにまで広がる水平基調のテールランプデザインと、バンパーサイドにブラックのガーニッシュを配することで、ワイド感と安定感が演出されています。

上級グレード「G」には、力強く都会的なデザインの18インチアルミホイールを新たに採用。ボディカラーは、スポーティで鮮やかな「サンシャインオレンジメタリック」と強い輝きと深みを併せ持つ「レッドダイヤモンド」の2色が新たに加わり、全7色展開になっています。。

インテリアは、上級グレード「G」にシート生地に動きのある幾何学パターンが採用され、天井をブラックにすることでスポーティなキャビンに仕立てられています。

三菱自動車RVR
三菱自動車RVRのインパネ

装備も強化されており、メーカーオプションで新規設定されたスマホ連携ナビゲーションは、内蔵地図によるルート案内やVICS交通情報対応といった便利な機能に加えて、Android搭載のスマートフォンやiPhoneをUSBポートにつなぐだけで、「Android Auto」や「Apple CarPlay」のお気に入りのアプリケーションが使えます。また、見やすく操作のしやすい、8インチ画面を設定。

安全装備では、安全かつ快適なドライブをサポートする予防安全技術「e-Assist」に、前進時の誤発進抑制機能が追加され、既述のように「サポカーSワイド」に該当しています。

ほかにも、トランスミッションの「INVECS-III」6速スポーツモードCVTに、スポーツモードを常時楽しむことができるMポジションが新たに加わっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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