メルセデス・ベンツはニューヨークモーターショーで旗艦クロスオーバーSUV、新型「GLS」を発表しましたが、その最強モデルとなる「AMG GLS 63」の開発車両をカメラが捉えました。
ドイツ市街地で捉えた最新テスト車両は、市販型とみられる新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトが見てとれるほか、リアエンドには、これまで見られなかったクワッドエキゾーストパイプや、薄型テールライトの一部も露出しています。またカモフラージュで隠されていますが、フロントエンドにはパナメリカーナグリルを装着し、大型のコーナーエアインテークが装備されるはずです。
注目のパワートレインは4.4リットルV型8気筒ダウンサイジング・ツインターボを搭載。最高出力はついに600ps超えの領域へと達するようです。
安全技術では、半自動運転技術や先進運転支援システム「ステレオビジョンカメラ」を搭載します。またコックピットは、デジタル新世代インフォテイメントシステム「MBUX」を搭載するデジタルコックピットが予想されます。
プラットフォームには最新世代の「MHA」を採用し、剛性が強化されるほか、100kg程度の軽量化も見込まれています。Dピラーに厳重なカモフラージュが施されており、現行モデルよりラウンドしたボディラインとなる可能性があります。
「AMG GLS 63」のワールドプレミアは、2020年3月のジュネーブモーターショーが有力です。
(APOLLO)