新進気鋭の注目ブランド「ゴッドブリンク」が新ヘルメットを続々発表【モーターサイクルショー注目TOPICS】

■時流に乗ったラインナップがライダー心をくすぐる!

2017年5月に販売をスタートしたヘルメットカンパニー、ゴッドブリンク。代表自身がコアなバイク乗りということもあって、そのラインナップはライダーたちが「こんなのが欲しい!」「ここがこうなっていれば完璧なのに!」という、まさにニッチをついた絶妙なものばかり。すでに多くの支持を集めています。

そんなゴッドブリンクが展開するヘルメットブランドは3つ。それぞれ説明しましょう。

ZEALOT(ジーロット):ゴットブリンクを代表する総合ヘルメットブランド。人気のカーボンシリーズをはじめ、リーズナブルでハイスペックなラインナップが揃っています。
ZOLTAR(ゾルター):クラシックスタイルやシールド付きのスポーツタイプなど、こちらもリーズナブル&ハイスペックを合言葉にした魅力的なジェットヘルメットを展開。バイク女子注目の商品が多いことも注目のポイントです。
GARGOYLE(ガーゴイル):グラフィックジェットヘルメットをラインナップするブランドです。

すでに多くのブランド、そして商品を抱えるゴッドブリンクですが、今回はそのなかから注目すべき4点をピックアップしました。

まずは「ZEALOT ブレードランナー」。昨今、中古車価格も上昇し、その人気が再認識されている1980~90年代のマシン。それらに似合うデザインを実現しつつ、現代の技術や安全性を取り入れたフルフェイスです。

●ZEALOT ブレードランナー
3万2400円~(予価) ※2019年12月発売予定

流れるようなシルエットは、80年代の無骨なネイキッドから90年代の大柄なハイスピードツアラーまで、当時「絶対速度」を追い求めたスパルタンなバイクに似合いそう! もちろん、エアダクトや内装による快適性、そして安全性は現代の技術で作られているので安心です。

 

そして見逃せないポイントが、MFJ公認取得を予定しているということ。T.O.Tなどのレースに、マシンにぴったりなヘルメットで出場できるのは、ライダーにとって嬉しい限り。発売は今年12月と、ちょっと先になりますが、ぜひ首を長くしてその発売を待ってもらいたいものです。

●ZEALOT NV ロードレーサー
3万4344円~(予価) ※2019年12月夏頃発売予定

続いて紹介するのもフルフェイスですが、こちらはちょっと毛色が違います。ビンテージな雰囲気が漂うフルフェイスフルメットで、旧車や昨今人気を集めているヘリテージモデルに似合いそうなデザイン。もちろん、ゴットブリンクが満を持して発表したのですから、単なるシンプルフルフェイスではありません。写真をよく見てもらうと分かるとおり、じつは帽体表面にカーボンを採用しているのです。

これはゴットブリンクが得意とする「カーボンハイブリット」と名付けられた製法で、帽体外側をカーボン、内側をFRPとすることによって、カーボンの強度や軽さを実現しながら、リーズナブルな価格設定を可能にしているのです。

当然ながらセンターパッドやチークパッドは脱着可能で、常に清潔な状態を保てるのも大きなポイント。シルエットはビンテージながら、機能は現代的です。また、内装はブラックとブラウンから選べます。

●限定SmileyFace JET
1万800円(限定300個) ※2019年夏頃発売予定(4月21日より先行予約受付開始)

4月21日よりスマイリーフェイス公式オリジナルジェットヘルメットが、ゴッドブリンクプロデュースにより発売されます。現在、オリジナルウェブサイトを準備中とのなので、気になる人はゴッドブリンクに問い合わせてみては? 限定300個なので、早いもの勝ちですよ!!

●ZEALOT ジルライド インナーシールドジェット
1万584円

発表以来、バイク女子のあいだで話題になったジェットヘルメットがいよいよ出荷開始! ヨーロピアンな雰囲気漂うお洒落デザインに加え、インナーシールドを標準装備。もちろん全排気量対応なので、街乗りからツーリングまで、シーンや車種を選ばずに活躍する逸品です。

ゴッドブリンクでは、この他にも5800円(本体)という破格の価格設定のジェットヘルメットやカーボン製オフロードヘルメットなどをラインナップしています。

(文:佐賀山敏行/写真:星野耕作)