キャディラック最小クロスオーバー「XT4」が派生モデルを拡大中? ディーゼル開発車両を目撃

キャディラックの最小クロスオーバーSUV「XT4」に新たに設定される、ディーゼルバージョンの開発車両を初めてカメラが捉えました。

「XT4」は、2018年ニューヨークモーターショーで初公開。メルセデスベンツ「GLA」、BMW「X1」、アウディ「Q3」といったプレミアムコンパクトSUV市場へ初めて参入を果たした次世代クロスオーバーです。

パワートレインは新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力240ps・最大トルク350Nmを発揮します。

ベースモデルはスクエア型のエキゾーストパイプを両サイドに装備していますが、今回捉えた2台のプロトタイプは、左に円形デュアルエキゾーストパイプを備えるものと、下を向く単一のエキゾーストパイプを持テスト車両が見られました。また撮影したカメラマンによると、独特の音も聞き取れたようで、ディーゼルバージョンであることは間違いないようです。

ただし、これらのテスト車両が2つのディーゼルエンジンをテストしているのか、異なる排気システムを持っているのか不明です。

同ブランドでは「XT4」ラインアップの拡大を計画しており、BMW「X2 M235i」をライバルとする「V-Sport」には「シルバラード」から流用される2.7リットル直列4気筒ターボチャージャーを搭載し、最高出力310psが噂されています。

なお、このディーゼルバージョンは北米市場には投入されず、欧州専用となるといいます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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