【CX-3よりもひとまわり大きな、マツダ3ベースの新規モデル】
そ、そうきましたか……!? いやいや、ビックリしましたよ。ジュネーブモーターショーで公開された「マツダ新型SUV」。「CX-3の新型だろう」という予想をあっさりと裏切り、なんと新規の“コンパクトクロスオーバーSUV”でした。
その名は「CX-30」。ついに数字が2桁になっちゃいましたよ。「新しいCX-3っぽいけど、CX-3ではない」といったポジショニングでしょうか。
しかし、CX-3に対して差をつけているのは数字だけではありません。ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全長1540mm。CX-3よりもひとまわり大きく、それでいてCX-5よりはすべてが小さいとヒエラルキーをしっかり守っているのが興味深いところですね。
ちなみにプラットフォームをはじめとする基本メカニズムは、(日本においては「アクセラ」の後継となる)マツダの最新モデル新型「マツダ3」と共通。CX-30のエンジンは2.0Lガソリンと1.8Lディーゼル、そして「スカイアクティブX」とアナウンスされています。
誰ですか? 「車名がインフィニティみたい」なんて言っているのは。
(工藤貴宏)