メルセデスベンツのミッドサイズ・セダン、「Eクラス」改良型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。11月から「ステーションワゴン」「オールテレーン」「クーペ」と立て続けに目撃しましたが、ついにベースモデルを目撃しました。
フェイスリフトのわりに、ヘッドライトやフロントバンパーに重いカモフラージュがされていますが、注目はテールライトです。前述した派生モデルの開発車両は軽いテープ、もしくは未着手の状態でしたが、「セダン」だけ完全に隠され、仮のライトが装着されています。これは同ブランドがフルモデルチェンジの際に多用する手法で、大きなデザイン変更がなされる可能性があるでしょう。
フロントエンドは他の派生モデルと同様に、「Aクラス」や「CLS」に採用されたシャープなヘッドライトを持つ、「プレデター・フェイス」に変更されるほか、グリルやエアインテーク形状も刷新されます。コックピットには、「MBUX」を搭載し、最新のインフォテインメントシステムやタッチパッドが採用されると思われます。
パワートレインは、2リットル直列4気筒ガソリン・ディーゼルターボ、2リットル直列4気筒ターボ+電気モーターのPHEVなどがラインアップされますが、新たに「CLS 450」に搭載されている3リットル直列6気筒+マイルドハイブリッド「EQ Boost」が新設定されます。これは現在ラインアップされている3リットルV型6気筒ツインターボ『E 450』に代わるものとなります。
プロトタイプの目撃は最後となったセダンですが、ワールドプレミアは、シリーズの先頭を切って2019年秋が有力です。
(APOLLO)