【ラパン モード開発者インタビュー】シートやフロアマットの細かな部分にもこだわっています

2002年の初代登場から実に75万台以上も売り上げている大ヒットモデル、スズキ・アルト ラパン(以下、ラパン)。12月6日に、特別仕様車のモードが設定されました。

今回はラパン モードの開発者の方に車両概要を教えてもらいました。登場するのは四輪商品第一部 アシスタントチーフエンジニアの渡邉司さんです。

── ラパン モードの開発コンセプトを教えてください。

「『オトナ可愛いラパン』というものを目指しました。シックでクールな印象の中にも女性らしいかわいさを盛り込むことを意識しています」

── エクステリアでの特徴を教えてください。

「専用のフロントメッキグリル、そして特別なブルーに彩られたラパンのマークです。また、バックドアにも同じブルーの差し色を入れた専用エンブレムを装着しました。ボディサイド面ではシルバーとホワイトの2トーンにしたホイールキャップや、メッキのドアハンドルなどに注目してください」

 

── インテリアでの特徴を教えてください。

「専用のネイビー&ベージュのファブリックを配したシートを装着しています。また専用のドアトリムクロスもネイビーで統一し、運転席に座った際に正面に見えるインパネにブラックパールの塗装を施したガーニッシュをセットしました。」

 

「専用インパネオーナメントはヘリンボーンの木目調として特別な演出をしています。これらで全体に落ち着いた、そして上質なテイストを生み出しています」

── 実際にディーラー等で確認してほしいポイントはどこでしょうか。

「フロントグリルのメッキ部分です。格子模様の随所に丸いメッキパーツを多くあしらった特徴的な造形となっています。」

「インテリアにも、シートのふちの部分に玉縁という飾りがついています。これは柄の入ったベージュとネイビーの二重仕上げになっていていることが、近寄っていただけると分かると思います。」

「足元の専用マットにはネイビーとベージュのツートンでの色合いのほか、革調ラベルにラパンという文字が入ったアクセントが追加されています。是非実車でご確認ください」

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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