アウディは、最小クロスオーバーSUV「Q2」に設定されるEVモデル、「Q2 L e-tron」を2019年に発売すると発表し、その画像を1点公開しましたが、市販型プロトタイプの走行テストを初めてキャッチしました。
「Q2 L e-tron」は、その名の通り現在中国専用として販売されている「Q2 L」をベースとした電気自動車です。エンジン車に比べ、EVは冷却が必要ないため、グリルの半分が閉鎖されているのが見て取れるほか、エキゾーストパイプがないのも特徴となっています。
注目したいのは、不自然に白いテープで覆われているルーフです。これはソーラーパネルを隠している可能性があるようです。
アウディは、2017年に中国「Hanergy 」社とソーラーパネル・ルーフを共同開発すると発表。太陽電池を埋め込んだルーフを採用することにより、エネルギーをエアコンや電装システムに供給し、走行距離の伸長を狙います。同ブランドでは初の試みとなります。
今回の発表では、ソーラーパネルに関する情報は明かされていませんが、市販型での採用に注目です。パワーユニットとバッテリーパックに関する情報も不明ですが、航続距離は310マイル(510km)を超えると噂されています。
(APOLLO)