アウディ最小の「電気」SUV・Q2 e-tronの走行テストを目撃。ソーラーパネル・ルーフ採用!?

アウディは、最小クロスオーバーSUV「Q2」に設定されるEVモデル、「Q2 L e-tron」を2019年に発売すると発表し、その画像を1点公開しましたが、市販型プロトタイプの走行テストを初めてキャッチしました。

「Q2 L e-tron」は、その名の通り現在中国専用として販売されている「Q2 L」をベースとした電気自動車です。エンジン車に比べ、EVは冷却が必要ないため、グリルの半分が閉鎖されているのが見て取れるほか、エキゾーストパイプがないのも特徴となっています。

注目したいのは、不自然に白いテープで覆われているルーフです。これはソーラーパネルを隠している可能性があるようです。

アウディは、2017年に中国「Hanergy 」社とソーラーパネル・ルーフを共同開発すると発表。太陽電池を埋め込んだルーフを採用することにより、エネルギーをエアコンや電装システムに供給し、走行距離の伸長を狙います。同ブランドでは初の試みとなります。

今回の発表では、ソーラーパネルに関する情報は明かされていませんが、市販型での採用に注目です。パワーユニットとバッテリーパックに関する情報も不明ですが、航続距離は310マイル(510km)を超えると噂されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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