F1日本GPが終わってから2週間が経ちました。皆さん、F1ロスになっていませんか?
何を隠そう、私は絶賛F1ロス中(涙)。でもクヨクヨしてはいられません。楽しかったF1日本GP決勝日の思い出を振り返ってみましょう!
■10月7日(日)
心配していた台風の影響もなく、決勝日は秋晴れ(夏日に近かったかも!?)。最高のレース日和となりました。照り付ける日差しの中頭に浮かんだのが、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)応援団のライオンくん。
木曜日に遭遇し一緒に写真を撮ってもらったのですが、なんとフェルスタッペンの母国、オランダから応援しに来たというからびっくり! 熱中症にならなかったか心配です…。
鈴鹿サーキットにはたくさんのお客さんが訪れ、グランドスタンド裏のGPスクエアは大賑わい! 昨年の来場者数137,000人(3日間合計)に対し、今年の来場者数は5日31,000人、6日53,000人、7日81,000人、3日間合計165,000人と大幅に上回りました。
これも各チーム、鈴鹿サーキットオリジナルデザインが施された「アニバーサリーチケット」や、パドックに最も近くドライバーとの交流を楽しめた「インフィールドパス」など、30回目の記念大会を盛り上げようとした努力の賜物ですね。
そして鈴鹿サーキット30回目となる、記念すべきF1日本GPがスタート! 私は1コーナーからS字の立ち上がりを堪能できるC席で観戦したのですが、1コーナーに一斉にマシンが飛び込んでくる瞬間は最高で、感動のあまり鳥肌がとまりませんでした。
スタートで大きな混乱はなかったものの、オープニングラップのスプーンでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が前を走るロマン・グロージャン(ハース)をオーバーテイク! さらにシケインでコースオフしたフェルスタッペンがコース復帰の際にキミ・ライコネン(フェラーリ)を押し出すかたちとなり、その隙にベッテルが4番手に浮上しました。
この行為に対してフェルスタッペンには5秒加算ペナルティが科せられます。
2周目のターン1でケビン・マグヌッセン(ハース)とシャルル・ルクレール(ザウバー)が接触し、マグヌッセンの左リアタイヤがバースト。コース上にデブリが落ち、4周目にセーフティカーが導入されました。
この時点の上位勢の順位は首位ルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手フェルスタッペン、4番手ベッテル、5番手ライコネンです。
8周目にレースが再開されると、スプーンでベッテルがフェルスタッペンのインに飛び込みましたが、接触しスピン! 最後尾まで順位を落としてしまいました……。ワールドチャンピオン獲得に向け大事な一戦だっただけに、会場に訪れたベッテルファンから大きなため息が漏れます。でもここからの巻き返しに期待したい! 頑張れ、ベッテル!!
レースは順調に進み、上位勢で最初に動いたのはライコネン。17周目にスーパーソフトタイヤからミディアムタイヤに交換します。さらに21周目にフェルスタッペンがソフトタイヤに交換し、ライコネンの前で復帰。2台の位置関係は変わりません。
予選のマシントラブルにより15番手スタートとなったダニエル・リカルド(レッドブル)は脅威の追い上げを見せ、3番手まで順位を上げ23周目にピットイン。
ライコネンの前、4番手でコースに戻り見事オーバーカットを成功させました!
そして23周目にボッタス、その翌周にハミルトンがピットインし、ミディアムタイヤに交換。この時点の上位勢の順位は首位ハミルトン、2番手ボッタス、3番手フェルスタッペン、4番手リカルド、5番手ライコネンとなりました。