【新型マツダ・ロードスターRF試乗】高回転型になった2.0LエンジンはATとのマッチングがさらに増した!?

2018年7月26日から発売されているマツダ・ロードスター/ロードスターRFの改良モデル。中でも注目は、ロードスターRFに搭載された2.0Lの直列4気筒エンジン。吸気系からシリンダーヘッド、ピストンやコンロッドなどの回転系部品、排気系、サイレンサーまで手に入れる大幅な改良を受けています。

PE-VPR[RS]というエンジン型式は変わらないものの、改良前の最高出力158ps/6000rpm、最大トルク200Nm/4600rpmというスペックから、184ps/7000rpm、205Nm/4000rpmにまでパワー、トルクともに引き上げられ、最高出力の発生回転数も1000rpm高くなり、高回転型のエンジンになっています。

高回転域での吸入空気量アップ、回転系部品の軽量化、ポンピングロス(吸排気損失)の低減、燃焼期間の短縮などを実現することで、最大トルクのみならず、全回転域でトルクを向上。

さらに、高回転域では出力性能を15%以上高めながら、最高回転数も6800rpmから7500rpmまで引き上げられています。さらに前述のメニューにより、燃費、エミッション性能も向上させるなど、最新のパワーユニットになっています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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