西日本の豪雨で操業を休止していたマツダ、12日より限定的に生産再開へ

広島県に本社を置くマツダでは、折からの西日本豪雨の影響で工場の操業を7月7日から11日まで休止していました。

協力会社が被災し、高速道路や一般道が各所で通行止めとなり、部品調達が困難になったためで、本社工場の周辺道路では車やトラックが渋滞し、本社工場傍の約2kmの橋は渡りきるまでに2時間かかったそうです。

マツダの世界生産は国内拠点が6割を占めており、北米輸出の要所でもあるだけに、その影響は深刻で、普段から部品在庫を抱えない生産体制も非常時の操業に影響。

同社は地域の復旧・復興を最優先に、安全面や交通状況などに配慮しながら7月12日から20日にかけて本社工場と防府工場で一時的に生産を再開する予定で、21日以降は状況を見ながら改めて判断するそうです。

製造業では依然として豪雨による影響が残っていますが、マツダは今後も広島の地元企業として地域と連携をとりながら、必要な物資の提供や人的支援などを行うとしています。

Avanti Yasunori・画像:MAZDA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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