【大型トラック乗りに朗報!】待機時間の騒音&燃料消費を解消!エンジン停止でも5時間動くクーラー

5月10日~12日の日程でパシフィコ横浜で開催されていたジャパントラックショー。その会場で気になる製品を見つけました。

それが今回紹介するクールトロニックという電動クーラーです(エバスペヒャー ミクニ クライメット コントロール システムズ製)。

夏場、長時間エンジンをアイドリングさせながらエアコンをかけると、燃料も多く使いますし騒音の問題も出てきます。

それを解決するのがこのアイドリングストップ用クーラー。エンジンをかけずに動く電動式です。電源はトラックにもともと搭載されているバッテリーで、単体で4~5時間は稼働すると言うから実用的です。設置場所はキャビンの後方になります。

この位置ですと本体の真裏に室外機をセットできるので、システム全体がコンパクトに収められるのです。

今回実際に稼働していましたので、体験してみました。

運転席に乗り込むとエンジンはかかっていないのに車内はひんやり。本体についている吹き出し口に手を近づけると思ったよりも勢いよく冷たい風が出てきています。

もともと付いているエアコンよりは性能的には下回るとのことですが、記者の体感では必要十分の能力はありそうだと感じました。これならば待機時間の燃料消費問題も解決しますし、停車している際の騒音も発生しません。

あらゆる問題が一気に解決する、かなりクールなアイテムでした(クーラーだけに)。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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