アストンマーティンの新ブランド「AMR」にラインアップされる「ラピードAMR」市販型プロトタイプを、ニュルブルクリンクでカメラが捉えました。
捉えた開発車両は、スプリッターを備える新しいフロントバンパー、ワイドなサイドシル、リアディフューザー、21インチホイールのほか、リアにはエアロフリップ・スポイラーを装備するアグレッシブなエクステリアが確認できます。このプロトタイプにはデュアルエキゾーストパイプが装着されていますがフェイクの可能性があり、発売時には4本出しに変更されるかもしれません。
室内はカーボンファイバーを多用し、シートとステアリングホイールにはアルカンターラを使用。ライムグリーンをアクセントにした「息を呑むほど」の高級感を持つとレポートされています。
注目はそのスペックです。6リットルV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力は「ラピードS」の560psを上回る600psを発揮。最高速度は337km/hに達し、世界で最も速くスリリングな4ドアと伝えられています。
「AMR」は、レースシーンからフィードバックされたダイナミズムとパフォーマンスを引き上げ、新たな頂点を目指すエキサイティングなブランドです。アストンマーティンは、今後「ヴァルキリー」を含むすべてのモデルにAMRバージョンの設定を計画しているといい、この「AMRラピード」は、限定210台で2019年以降の発売が予想されています。
(APOLLO)