2018年3月3日(土)にオープンする、鈴鹿サーキットの新アトラクション「DUEL GP」。 オープンに先駆けメディア視察会が行われ、一足先に乗ってきました!
「DUEL GP」は、搭乗者が自分でステアリングを操作しマシンをコントロールしながら隣のレーンを走るライバルと1対1のバトルができる、世界初の2人乗りバトルコースター。マシンはレール上を走行するのでコースアウトする心配はなく、運転経験のない人でも安心して乗る事ができます。
コースレイアウトは、F1をはじめ様々なカテゴリーのレースが行われている鈴鹿国際レーシングコースの1/14スケール! レース好きにはたまらないレイアウトに、乗車前からボルテージが上がります。
「DUEL GP」の乗車条件は身長120cm以上。念のため、測定してもらいました。良かったー、条件クリア!
さあ、待ちにまった乗車の瞬間がやってきました。F1マシンさながらのステアリングに、思わずニヤニヤ。マシンの加減速は自動制御のため、アクセルとブレーキはありません。
「自動制御だし、レールの上を走るから余裕だな」と思っていたら大間違い! コーナーの角度に合わせてステアリングをきりマシンをコントロールしながらゴールを目指すのですが、コーナーの角度に上手く合わないとマシンが左右に振られ、真っ直ぐ走ることができません。
「F1好きとしてライバルに負けるわけにはいかない!」と負けず嫌い魂に火がついたのは良いものの、気合いを入れすぎて強くステアリングをきり、マシンが360度スピン!というハプニングもありました(汗)。
ただ、このスピンがとにかく面白いんです! 身体が外に飛ばされそうな感覚は、コーヒーカップに似ているかも(安全バーが付いているのでご安心下さい)!? レース中のスピンは致命的ですが……、思わず「キャー!」と叫んでしまうあの感覚が楽しくって、わざとスピンしたくなっちゃいました(笑)。
「DUEL GP」の最高速度は約40km/h。しかし、それ以上にスリルを味わうことができます。
そして「DUEL GP」最大の魅力と言っても過言ではないのが、マシンの特性。スタートダッシュはお手の物の「フレンドリーホワイト」や雨の日のレースは強い「コールドオレンジ」など、得意分野の違う全10種類のマシンがあるのです。
私が乗ったストレートが得意なレッドストームは、ストレートにさしかかった瞬間、スピードアップ! 身体が後ろにグッともっていかれるほどの加速力に、大興奮でした。
それぞれのマシン特性を確かめるため、この後もう一度乗車したのですが、コーナリングが得意なブルータイフーンはスムーズな動きでコーナーを進み、ライバルとの差を一気に広げてくれました。
走りの違うマシンが10種類もあるなんて、面白いですよね。こうなると、全種類コンプリートしたくなっちゃいます。