【新車】埼玉で作られる新型シビック・セダンは日本の道にピッタリな走りと機能

「ホンダ」というブランドにスポーティなイメージを持っているユーザーもいますが、近年のホンダは軽自動車やミニバンなど生活に密着した便利なクルマを生み出すメーカーという風にシフトしています。そこで、かつての走りに一家言あるユーザーが選んでいたホンダを復活させようと、10代目シビックは日本市場に復活することになりました。

グローバルではホンダの柱であるシビック、その10代目は「世界で戦える最強のシビック」を目標に生まれています。「きびきびした気持ち良い走り」や「操る喜び」を「ゼロから見直す」ことで目指したといいます。すなわち、クルマの基本となるプラットフォームから開発されたわけです。しかも、そのプラットフォームはタイプRありきで生み出されたもの、ベーシックグレードであっても強靭なボディに仕上がっているというわけです。

日本ではハッチバックの標準車とタイプR、そしてセダンの標準車がラインナップされています。つまり、ハッチバックボディはホンダUKによるイギリス生産の輸入車となり、セダンが日本(埼玉・寄居工場)での生産で、CVTだけの設定となっています。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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