サーキットは、バイクや車を走らせる場所であって、一般的にはサーキット飯はあまり知られていない存在かもしれません。
しかし筑波サーキットには誰もが慣れ親しんだ味わいを持つ食堂があるんです。今回はそんな激渋サーキット飯をご紹介します。
筑波サーキット食堂はコントロールタワー近くの「ドライバーズサロン」内にあります。雰囲気は超スタンダードな食堂。
「いらっしゃい〜」と、これまた渋いおじいちゃん亭主が迎え入れてくれるんですが、筑波サーキット全体の80年代的な雰囲気もあり、気分はタイムスリップしたみたい!
メニューはかなり豊富なんですが、ここに来たほとんどの人が注文する王道メニューがあるんです…。
入店した大半の人が皆「もつ定!」と注文します。言葉通り「もつ煮定食」の略。
ここのもつ定食はサーキットが人で溢れかえっていた80年代からずっと変わらない定番メニュー。もはや一種の「おふくろの味」的な存在になりつつあるんです!
ライターもここに来たら必ず「もつ定」を頼みますが、何度リピートしても飽きがこないのがここのもつ煮。
柔らか〜く煮こまれたもつは、独特の臭みもほぼ無く、豚汁?みたいなどこか甘い味わいもあります。これぞ優しさが詰まった味。
優しい味にのほほんとしていると、半分くらい平らげたところで少し刺激が欲しくなってきます。卓上にも七味はあるんですが、オススメはカウンターにある亭主オリジナル七味。
今までの流れをすべて吹き飛ばすくらいの刺激が待ってます。