■軽量化に成功したロードスターRF
新型ロードスターRFは、エレガントなファストバックが魅力ですが、ソフトトップと比較して全体で約110kgの重量アップとなっています。それでも電動化としては軽く済んでおり、マツダの技術力の高さが伺えます。
主な内訳は、RFユニット単体で約45kg増。またRF化に伴い2Lエンジン搭載で約15kg、ブレーキ&タイヤのサイズアップで約15kgの増量となっています。RFは、RFユニットの重量増と、その対策としてエンジンと足回りの強化が施されていることがわかります。
また通常ならプラットフォームの補強を要するところですが、逆にルーフやリッドによってリア剛性が上がりすぎたため、トンネルメンバーをやや弱くして、剛性バランスを取っています。