■2Lエンジンは縦置きでパワーアップ
エンジンは、ソフトトップの1.5Lから2Lに排気量をアップ。主力ユニットを一部変更して、縦置きフロントミッドに搭載しています。タコ足と称される4-2-1集合排気マニフォールドで掃気を促進することで、高圧縮比13を達成。また縦置きによるスペースを活用して、タコ足を最適化することで更なるパワーアップを実現しました。
足回りでは、重量対策としてタイヤのサイズアップとブレーキの口径アップを実施。サスペンションは、フロントがダブルウィシュボーンとリアがマルチリンクの贅沢な構成はそのままに、バネ定数やブッシュの最適化でチューンしています。
なお最近話題のGベクタリングは、駆動と操舵を兼ねるFF向けの技術なので採用されていません。「いろいろ試しているところ」とのことだから、将来はFR向けの機能が追加されるかもしれませんネ。
(星崎 俊浩)
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