新型ロードスターRFを軽量に仕立てるための対策とは!?

■2Lエンジンは縦置きでパワーアップ

エンジンは、ソフトトップの1.5Lから2Lに排気量をアップ。主力ユニットを一部変更して、縦置きフロントミッドに搭載しています。タコ足と称される4-2-1集合排気マニフォールドで掃気を促進することで、高圧縮比13を達成。また縦置きによるスペースを活用して、タコ足を最適化することで更なるパワーアップを実現しました。

足回りでは、重量対策としてタイヤのサイズアップとブレーキの口径アップを実施。サスペンションは、フロントがダブルウィシュボーンとリアがマルチリンクの贅沢な構成はそのままに、バネ定数やブッシュの最適化でチューンしています。

なお最近話題のGベクタリングは、駆動と操舵を兼ねるFF向けの技術なので採用されていません。「いろいろ試しているところ」とのことだから、将来はFR向けの機能が追加されるかもしれませんネ。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

第546弾新型ロードスターRFのすべて (より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=9341