伊勢志摩サミットで、日本のものづくり技術を世界にPRすべく、開発中の家庭用ロボット「HSR」(Human Support Robot)を展示したトヨタ自動車。
同社は高齢者や手足が不自由な方の支援に向け、実際に介護の現場で利用者の視点をフィードバックしながらロボット開発を行っています。
そうしたなか、日経新聞によると先頃ドイツのライプチヒで開催されたロボット技術の開発を牽引する競技会「ロボカップ」で、トヨタ自動車の「HSR」とソフトバンクの「ペッパー」がスペイン、フランス、中国などの競合を抑え、「家庭用部門」の競技に使われる共通ハードに選ばれたそうです。
2017年以降、この競技会の標準機として最低でも3年間に渡って世界の研究機関が両社のロボットを使い、新たな用途やソフトウエアの技術を競うことになる模様。