スバルWRX S4に500台限定で登場した特別仕様車「SporVita(スポルヴィータ)」に試乗しました。
その洒落たたたずまいに合わせて、東京・恵比寿と横浜みなとみらいの往復を基本に、市街地とハイウェイを組み合わせた試乗コースを設定しました。
ヘッドクォーターでのミーティング後にサテライトオフィスへ向かい、その途中にパワーランチを済ませるといったクールなビジネスシーンを想定したルートです。
スバルWRX S4 SporVitaは、最新世代の2.0リッター水平対向ボクサー直噴ターボにパドルシフト付きリニアトロニックを組み合わせ、左右対称の四輪駆動システムで300馬力のパワーを路面に伝えるスポーツAWDセダン。ベース車の良さをそのままに、245/40R18サイズのスポーツタイヤとハイラスター塗装のホイールを標準装備するというスペシャルなアイテムが、さらなる余裕を生み出しています。
そうしたフットワークのアドバンテージを、曲率のきついジャンクションを駆け上がるときに実感します。制限速度のままアクセルを軽く抜くだけで、オン・ザ・レール感覚で走り抜ける様は、じつに信頼できるもので、その安心感が、ライバーを疲れさせないのも、ビジネスエクスプレスとして重要なポイントといえましょう。
もちろん、スバルの代名詞的デバイスとなった先進安全技術「アイサイト」を搭載しているので、ハイウェイでは前走車に追従するクルーズコントロールを利用して、ゆったり走ることもお手のものです。斜め後方をレーダーで監視する「スバルリヤビークルディテクション」などで構成される「アドバンスドセイフティパッケージ」もスバルWRX S4 SporVitaは標準装備、安全意識の高さは、自然と余裕を感じさせるのです。